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2008.08.08 (Fri)

クリームパンダ

行動範囲が病室と院内にあるローソン,図書室と限られているため
食事が最大の楽しみである。

毎日飽きさせないようにメニューを考えてくれており,味の方も結構いける。
また,70円プラスで特別メニューにすることが可能で,洋食や麺類が増える。

本日から,北京オリンピックが開会であり,それに合わせて昼食にはパンダを模した
クリームふかしパンがついていた。
嬉しい心遣いであった。
panda


※給食大手の日清医療食品(東京)にも回収商品の一つであるパン「クリームパンダ」(1袋10個入り)を
約3万袋、出荷していたと発表した。日清医療によると、パンは全国3054の病院や福祉施設などに
納入され、すでに大半が消費されている。健康被害の連絡はないという。。(9/21朝日新聞)

おい大丈夫かい!

 
※全国3054の病院や福祉施設に納入していた業務用のパン「クリームパンダ」を国内の分析機関で
検査した結果、メラミンが検出されなかったと発表した。(9/24朝日新聞)

ひとまず安心である。


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00:16  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.08.07 (Thu)

術後 30日 注腸検査

肛門痛が治らないため,2日後の退院を前にして注腸検査をすることとなった。

お馴染みの後ろ穴あき紙パンツを履いて,チューブで肛門から液を注入してレントゲンで手術跡を観察する。

人工肛門造設により,大腸内には何もないから,
注腸検査と言っても下剤を使っての前処理が必要ないため,簡単に検査が行える。

ここで,ハプニング発生。
肛門からチューブがはずれ,薬がベッドに全て溢れ出してしまい,
背中は薬でビショビショになってしまった。
再度検査薬を注入するが,今度はチューブが外れないように
肛門に押さえつけたまま薬を注入し,無事検査完了した。

この検査では特に異常は認められず,無事退院のお墨付きが出た。

この後はトイレで検査液を排出すれば全て終了である。

検査室から病室に帰る途中,急に便意を催した。たった今注入した検査薬が出そうである。
うっ!もう我慢できない!
一番近いトイレに走り込んだが,間に合わず暴発。
幸いパンツを濡らしたがパジャマにまでは被害は及ばずに済んだ。

その後,迫りくる便意に悩まされる。便意を催して,3秒後には検査薬が出ている状態であり,
いちいちトイレに駆け込むことは不可能であるた。
トイレットペーパー1mを八つ折りにしたものを数十セット用意しておき,
この紙をお尻に挟んでおいて,汚れたら取り替えるということにした。

夜中まで,この作業は続いた。

肛門括約筋の機能が完全でないことを確信し,今後の生活に若干の不安を感じた。


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22:25  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.08.05 (Tue)

術後 28日目 肛門痛

肛門痛がひどく,もう1週間になる。
放射線治療の時には,肛門の周辺の皮膚表面が痛かったのだが
この肛門痛は,肛門括約筋の辺りが血流に合わせてズキズキするような感じである。
寝ていても痛みで目が覚めるため,痛み止めを服用しているのだが,効果がない。

医師の話では,前回のファイバースコープの検査では異常が認められないため
時間とともに解消するでしょうとのことであった。

次回のパウチ交換が8月8日(金)の予定であるため,
このとき自分でパウチ交換をして自信をつけ,よく8月9日(土)に退院したい旨を告げ了承された。


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21:46  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.29 (Tue)

術後 21日目 パウチ漏れ

2日前にパウチを交換したばかりなのに,1日半で漏れが発生した。

手術中に当初予定の場所を変更し,腹のシワがある場所に人工肛門を設置したため
ヘソ側に隙間ができて,そこから漏れるのである。

今回は対策として,イーキンシールというゴムネンドみたいなものでヘソ側の隙間を埋めてから
パウチを張り付けることとした。

今はまだ,看護師さんにパウチの交換をしてもらっているのだが
自分でできるようになれば,いつでも退院しても良いとのお達しが出た。


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21:17  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.26 (Sat)

術後 18日目 初シャワー

ドレン跡の穴も塞がり,抜糸も終わったことから,シャワーの許可が出た。
なんと,18日ぶりのシャワーである。

ドレンチューブを抜いてから37.5度の熱が続いているため,寝汗が出て気持ち悪かったため
よけいにシャワーは最高に気持ちよかった。


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21:09  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.22 (Tue)

術後 14日目 直腸検査

腹部に突き刺していたドレンチューブが抜けた。
これで全てのチューブが抜け,自由の身になった。

チューブを抜いた後には大きな穴が空いているのだが,特に縫い合わせるわけでもなく
大きめの救急絆創膏みたいのをポンと張って終わりだ。
これで,穴が塞がるというのだから,人間の体ってすごいものだと感心する。

夕方に,直腸を切除して縫合した部分のつながり具合を見るため
経肛門でファイバースコープを挿入しての検査が行われた。

空気を入れながら,ファイバースコープを挿入するのだが,肛門が緩いため,空気が漏れてしまう。
懸命に肛門を締めようとするが,思うように閉まらない。
医師このことを伝えるが,肛門を拡げて手術し,術後間がないからあり得ることだとの説明であったが,
今後の肛門機能に対して不安を感じたのも事実である。

検査結果は,腸の接合部の色・形状とも異常なく,綺麗に繋がっているとのことで,一安心であった。


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20:49  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.10 (Thu)

術後 2日目 歩行訓練

早速の歩行訓練である。

内臓の癒着を防ぎ,腸の動きを活性化させるためである。
さらに,肺を十分ふくらませることにより,血中酸素濃度をあげることができる。
このため,手術翌日から歩くことを勧められるのである。

腹筋が痛いため起きあがるのに一苦労である。
やっと起きあがっても,よちよち歩きが精一杯であるが
本日は40mほど歩いた。


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20:23  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.09 (Wed)

手術翌日

朝から数人がかりで体を清拭してくれる。
わずか1日でそんなに汚れていないと思うのに,下まで丁寧に洗ってくれる。
洗浄液らしきものをかけながら,睾丸をニギニギして洗ってくれるのである。
こう書くと,まるで大名気分のように思われるが,
手際よくテキパキと行われるため,情緒に浸ることもない。

ハンディタイプの機械が持ち込まれ,ベッドに寝たままで腹部のレントゲン撮影をすませ
手術から1日もしないうちに,4人部屋の病室へ帰ることとなった。

体からは色んな管が出ており,体の動きが制限されるためか,腰が痛い。
・左腕に点滴チューブ
・背中に麻酔の点滴チューブ
・右腹部に人工肛門のパウチ
・その下方に手術部からの血液等を抜くためのドレンチューブ
・導尿チューブ
たいそう賑やかである。

栄養の補給から排便・排尿まで上記を通じて行われているため
寝たきりのまま全てを済ませることができる。


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18:45  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.08 (Tue)

手術当日 手術完了

15:30 手術終了。
頭がすっきりし,目がいつもよりはっきりと見える。非常に爽快な目覚めである。
痛みは全くない。気分としては,今すぐにでも家に帰れそうな感じである。

少しして,カーテンを隔てた隣に,手術を終えた患者が運ばれてきた。
彼も,痛みを訴えるわけでなく,しっかりと家族と話していた。
いやはや,最近の麻酔技術とその効果には驚かされる。


今夜一晩過ごすこととなっている集中治療室へ家族が面会に入ってきた。

手術は6時間が予定されており,さらに遅れることも予想されると聞かされていたのに
予定より早く呼び出されたため驚いたらしいが,
30分ほどの面会時間もずっと喋りっぱなしの私の元気な様子を見て安心していた。

手術の結果は成功であった。
当初の予定と異なったのは,
 ・直腸を肛門から引っ張り出して切除し,手縫いで吻合する予定が,
  腹部内で切除し機械で自動吻合できたこと
 ・横行結腸を切断して人工肛門をつける予定が
 小腸を切断して人工肛門をつけることになったこと

 前日,ああでもないこうでもないと言って,人工肛門の設置位置を決めたのはなんだったのか
 説明では,横行結腸に脂肪がたくさんあったため,無理をせずに小腸に設置したとのこと
 人工肛門を閉鎖するには,小腸の方がやりやすいメリットもあるそうである。

昨夜から水分をとっていないため,喉がカラカラだが,水分を摂ると戻してしまう恐れがあるため
水差しで含んだ水でうがいをする。頭を横に向けて,水が頬をつたうようにして吐き出す。
これだけでも,口内がすっきりする,

隣の患者は,しきりに痰がつまり,排出に苦難していた。
全身麻酔での手術では,気管や胃にチューブを入れるため,痰の量が増える。
水分を摂っていないため,痰は粘りを増し,なかなか排出することができない。
痰のつまりは合併症を引き起こすため場合によれば,機械で吸飲する場合もある。
このつらさは,父の手術の時に経験していた。これを機会に私は禁煙に踏み切って,10年以上経つ。
おかげで,私は痰が出ることはいっさい無く楽であった。

隣の患者は,痰づまりで一晩中起きていた。

私は,腰痛のため,一晩中起きていた。
2時間ごとに,クサビ状のスポンジを体の下に敷いて,体の向きを変えてくれるのだが,
腰の痛みはまったく改善されない。
これが,手術関連では最大の痛みであった。


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23:53  |  直腸ガン-第1回入院  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.07.08 (Tue)

手術当日 手術室へ

7階にある病室から4階の手術室まで,普通はストレッチャーか車椅子で行くらしいが,
元気なので家族とともに歩いて行くことにした。

9:25 病室出発

9:30 さあ家族とは手術室の入り口でお別れです。

手術室に入ってから生まれて初めてのストレッチャーに乗ったが,
高級車のように非常に乗り心地が良かった。

そこでは,私の他にも数名が同時にストレッチャーに乗せてそれぞれの部屋に運ばれていく。

移動の間,私の視界から見えるのは天井だけで,
テレビで見たことのある丸いライトが沢山付いた手術用照明灯が見えたことで,
ついに腹切りの場所に到着したことが分かる。

さっそく,背中に麻酔用の管を刺し,点滴,心電図を図る装置などを手際よく次々と装着していく。
この間,一人の看護師さんが,ずっと肩を抱きしめていてくれた。
こうした心遣いが,初めての手術に対する不安を払拭してくれ,非常にありがたかった。
背後にいたため,どんな看護師さんかは分からなかったのが残念。

そして,口にマスクをかけられ,麻酔をかけられる。
一呼吸すると,体全体が痺れはじめ,
手術に対する不安で鼓動が高まるまもなく,二呼吸目で意識がなくなった。

10:00手術開始


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